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森之臓腑 [forest <森之臓腑>]

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CANON-FTQL FL58mm/F1.2 Kdk400TX

-森之臓腑-

その奥へと足を踏み入れるための覚悟。気配がそれを突きつける。
古に忘れ去った畏れと敬いとが蘇るとき、それはゆらりと湧き上がる。

森たちの臓腑 ・・・

この世に生氣を吐き出し八百万を創造するもの。
俗世の欲とは趣を異にする、ただ在り続けるという領域。
美しさや癒し、快楽を与えるものなどでは決してない。

存在か無か・・・それは生を得る者と糧となる者の鬩ぎ合いの姿だ。


「臓」…精・気・血を備蓄する蔵するという機能の総称である実質性臓器。陰陽の陰に配当される。また五行思想により配当されている。
「腑」…臓とは異なり空間のある構成で精・気・血を動かす働きをする中腔性臓器。腑はすべて陽に配当される。
Feペディアより抜粋

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CANON-FTQL FL58mm/F1.2 Kdk400TX

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CANON-FTQL FL58mm/F1.2 Kdk400TX

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CANON-FTQL FL58mm/F1.2 Kdk400TX

二ヶ月ほど前、小雨の降りしきる山の森に入りました。
人の気配が存在しない奥山の森で撮影を続けた後、
トレッキングシューズの泥を洗おうとして渓流に近づいたとたん足を滑らせて川の中へ。
反射的に手を突いたので大事には至らなかったのですが、
前歯一本と手にしていたカメラが水の中へ。

当然、助けはなし。
水中に消えた歯を探そうとその場に座り、川の澱みが失せるのを待つこと一刻程。
木々の葉を打つ雨の音と渓流のせせらぎの中に身を委ねていたら幸せな気分になりました。
それはまるで自分自身が森に住むケモノになったような感覚。
油断をすれば命の保障はないという森の掟に己も加わることが出来たという喜びだったのかもしれません。
そう感じた瞬間、足元の水中を一匹の川鼠?が・・・私の歯は彼に持ち去られたようです。

世界遺産の山の中に消えた半欠けの歯。私の一部も無事登録完了。

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CANON-FTQL FL58mm/F1.2 Kdk400TX

入水前、最後の一枚。愛機は近所の職人さんの手で無事蘇生されリハビリ中です。
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コメント 4

hitomiffy

カメラ、しっかり直って帰ってくるとよいですね。
歯を持ち去った川鼠。
きっと宝物にしますよ♪
by hitomiffy (2009-11-04 23:57) 

RobertCole

いらっしゃいませ!hitomiffyさん。
お仕事忙しそうですがいかがですか?

白い身体、とがった鼻先、潜水上手・・・一体誰だったのでしょうか?
きっと巨大生物がいきなり倒れてきてびっくりしたのでしょう。
ひよっとして棲家を破壊してしまったかも。
申し訳ないです。
でもお代は払ったし、人間より強いはず、きっと。

愛機は製造開始が私の誕生年と同じで、親父様が祝初男で購入したようなのですが、そこは昔。長年、質種として私たち家族の生活を護ってきてくれました(笑)
今回の件といい、きっと私の守り神なんでしょうね。
先ごろ無事退院してじっと出番を待っているようです。
by RobertCole (2009-11-05 22:23) 

akira

はじめまして。
カメラ大丈夫でしたか?
TXのトーンって粒子はあるんだけど奇麗ですよね?

by akira (2009-11-06 15:01) 

RobertCole

akiraさん、はじめまして。
立ち寄っていただいてありがとうございます。

FTQL…退院直後に少しぐずったのですが・・・。
不思議なもので、カメラも他人の手に触れるとそれまでと違った生き物になるようです。別の相棒の時もそうでしたが、すぐにでも撮りたいという気持ちを我慢して、カメラの方から「いうこと聞くから俺を使って」というサインがくるのを待っています。

近所の職人さん。事情をお話ししたら「普通は断るんだけどやってみるか!」と、快く引き受けていただきました。本当に感謝です。

akiraさんのブログ拝見しました。拙い私の感性ですがしっかりと動きました。後ほどコメント入れさせていただきますね。
もしお時間がありましたら、またおいでください。
by RobertCole (2009-11-06 23:56) 

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