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あなたにとって写真とは? [photos <写真>]

最近いただいたコメントに作品のテーマに関するご質問がありました。
正直にいうと・・・ネタ切れです(笑)。
秋の気配とともに、病気の子供たちに届けるための「まなざし」を撮影してきました。
誰かから正式に依頼をいただいたわけではないのですが、やるからには全精力を注ぐと決め、他のテーマの撮影は控えてこの撮影に集中してきました。
その間、ブログにアップしてきたのは、ほとんどが過去に撮影したもの・・・ということで、ネタ切れです。

そこで、今回はご訪問いただいた方々の中で写真撮影をされている方にご質問させてください。
あなたにとって写真撮影とは?

わたしにとって撮影とは、あちらこちらに落ちている「人」や「物」の想っていることを探し出して拾い集めること。
その行為の過程の中に純粋な私個人は存在しません。
すべては私以外の何かと相対することから始まります。
そして、それは常に問答です。
なんでこうなのか?
こうでなかったらどうだったはず?
先はどうなる?
で、どうなるのがもっとも自然(バランスがいい)か?
意識していなくてもその問いは始まっていて、自分がはっきりと意識したときには撮影のテーマとして確立されています。

たとえば、自分は被写体として紅葉の美しい景色には興味を示しません。
それは美しいことは誰にでもわかるからだと思います。
その景色よりも、なぜ紅葉と人の血は同じ朱色なのか?
その朱色を鳥居に塗るのはなぜだろう?
なぜ人は朱色をみて気持ちが高揚するのか?等々・・・となってしまいます。
そうしてその疑問たちが出尽くしたところで朱色と人間の関係というテーマが出来上がっています。

今まで、私なんぞが撮影した作品にたくさんの評価の言葉をいただいて感謝の気持ちでいっぱいです。
多くの方々が美しい紅葉に染まった風景を撮影されその作品たちを拝見するたびに、私が同じ作品を撮る必要はないんだな、と素直に思ってしまいます。
それは皆さんがすでに撮影されているから。
そんな私が興味を持つことといえば、朱色の存在しない作品の中に思いがけず朱色を感じ、朱色に反応するご自身に驚き、朱色とご自身との関係に想いをはせていただくことです。

新年に向けての、というよりこれから向き合うべきテーマはやはり「人間」?
これから、そのテーマに対する「なぜ?」を拾い集めなければなりません。
肖像、働く姿、スナップ、被写体であるご本人さえご存じないご自身の一面。
きっと拒絶の連続だと思います。
手焼きプリントをお渡しするための勉強もしなければ。
写真を撮影するって本当につらいことだなぁ。
ということで、今までにも増して更新頻度が少なくなると思いますが、時間が許すかぎり皆さんのところへお邪魔できればと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。

最後に、何年も前に拾ってしまった「なぜ?」を一枚。





身勝手な漂流
r101225-001.jpg
この中の全ての人はすれ違う人の顔さえ・・・

見る。聴く。嗅ぐ。触る。味わう。五感以外の感性を皆さんに思い出してもらえれば。

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でいぶさん

私にとって写真撮影とは、
今、眼の前にある何かを記憶として鮮明に留めること・・・かな。

by でいぶさん (2010-12-25 10:17) 

Dandelion

ワタクシにとって写真とは・・・

その写真を見て、何かしらの 『心の揺らぎ』 を起こす事かと感じてます。
たとえ、見た方がワタクシの意に反した『心の揺らぎ』を起こしたとしても・・・
それが、その方の価値観と言う心に刺激を与える事が出来たって事かと。
結構、ワタクシの意に反して高い評価を受けたりする写真もありますし・・・

ワタクシの目指す写真は、『心に響く』写真ですね。
それは・・・
優しさ・純粋に綺麗(美しい)・怖い・懐かしさ・
この場所に行ってみたくなった・哀しくなった・・・etc
です。

ワタクシは、自分の心は持ちつつ・・・
しかし、自分の価値観は押し付けないと言うスタイルを持ちやっています。

先日、写真に非常に詳しくプロ並みの知識を持った方と
少し話をしました・・・
その方曰く
『題名・何をテーマに撮った写真なのか?それが重要なのだ!!』
とかなり熱っぽく言っておりました。
確かに、その通りだと感じましたが・・・
その事だけに囚われて居る感じでした。
ガチガチになり、行き詰まりを起こして柔軟で深い写真が
撮れなくなっちゃうんじゃないかな?と感じました。

折角出会えた素晴らしい写真の世界・・・
居心地が悪くならない様に肩の力を抜いてやって行こうと思います。
テクニックは2番目で1番は写真を撮る自分が漠然とでもいいから
感じたモノを撮っていますね。

そして、写真とは観た人の それぞれ違う感性のスイッチを入れる
種火なのかなと・・・。

Robert Cole さんの紳士的に向き合う姿勢、とても素敵です。
ワタクシ個人の意見として・・・ヒントはもしかして・・・
先日のブログ「下顎犬歯」「或る魚たちの肖像」にある様な気もしますね。
by Dandelion (2010-12-25 16:37) 

mphoto

こんばんわ
私にとっての写真・・・
撮ってる最中は被写体の事しか考えない・・・そんな瞬間が好きで・・・
たた、自分の部屋の壁一面に大きな写真を飾りたい・・そんな写真を自分で撮りたい・・・その一点のような気がします
by mphoto (2010-12-25 23:24) 

Extra-Low

競走馬の眼差しと息づかいを写真にしたいなと考えています。
深みのない意見で恐れ入ります。。
by Extra-Low (2010-12-26 11:51) 

COLE

いつも奥が深いなあ
人が当たり前のことだと思っていることが実は当たり前でないことがたくさんあって、
ちょっと見方を変えるとそれが見えてくる
そんなことをカメラを使って表現してみたいのですが
ぜんぜんできませんねぇ
写真で人の心をたくさん見てみたいと考えています
好きな写真は匂いのする写真です
by COLE (2010-12-26 21:23) 

きよたん

ただきれいな写真は自分も好きではありません
その中に何もないからです
語りかけてくるような写真に会いたい、
肉眼では見る事の出来ない映像に写真で出会いたいです
自分の撮っている写真はただ興味の向くままで、
まだまだですが。。

by きよたん (2010-12-26 22:32) 

広島ピアノ

私は写真を『見る側』ですので、今回はコメント控えさせて頂きます。
と言うか、コメントないです(苦笑)。

いつも写真を拝見させて頂くと、自分が気付かずに放置していた何か、そう、心の中の何かが動き始めます。
そんな写真を撮ることに意味があるかどうかは分かりませんが、少なくても、私の活力にはなっています。
by 広島ピアノ (2010-12-27 12:45) 

munesue

こんにちわ

私にとっての写真
基本的に街を撮る事が多いので「日常の一瞬」でしょうか、、、
あの日のこの場所はこうでした的、二度とない記録の様なイメージです。
by munesue (2010-12-28 11:27) 

Betty

私も写真を見る側なので、回答は出来ないのですが
私にとって、ハっとさせられる写真(絵でも音楽でも)は

語りかけてくる

のです。

言葉ではない情報量が多くて心の奥の何かが呼び起こされるような。

ロバさんの写真は話しかけて来るので
いつも見ごたえがあります。

来年も沢山話しかけて下さい!


by Betty (2010-12-28 23:26) 

山子路爺

難しい。

そこに立っていた証でしょうか。
by 山子路爺 (2010-12-29 13:42) 

bluemoon

私にとっての写真はスイッチです。
記憶を呼び起こすための…。
by bluemoon (2010-12-31 02:45) 

シンシン。

難しいことは考えなくて・・はっとするもの
鳥を見かけたら撮るだけです。

感性で写真を撮っています。
後はカメラ任せですけど・・・。
by シンシン。 (2010-12-31 22:45) 

とみっち

まだまだテーマに対する思いは浅いんですが、今は見てくださる人に何かを感じてほしいっていうより、自分がカッコいいとか楽しいとかいいなと思う光景を撮り続けることによって、また考えも深くなっていったり、撮り方も変わっていったり、どんどん模索しながらテーマとして完成されていくのかなと思っています。
by とみっち (2011-01-02 01:37) 

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